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尾崎酒造(青森県):代表銘柄「安東水軍」|青森県西海岸唯一の酒蔵

尾崎酒造(青森県):代表銘柄「安東水軍」|青森県西海岸唯一の酒蔵 青森

代表銘柄「安東水軍(あんどうすいぐん)」を醸す「尾崎酒造(おざきしゅぞう)株式会社 」は、青森県西津軽郡鰺ヶ沢に蔵を構える蔵元です。

このページでは、尾崎酒造の歴史やおすすめ銘柄などを紹介します。

尾崎酒造の歴史|創業は1860年

尾崎酒造の歴史|創業は1860年

尾崎酒造株式会社の所在地は、日本海に面する青森県西津軽郡鰺ヶ沢町(あじがさわまち)。県内で唯一、西海岸地方に位置する酒蔵です。屋号は「若狭屋」。

社長は14代目の尾崎大氏、杜氏も14代目が兼任しています。

尾崎酒造は、初代である「五郎左ェ門」が1860年(万延元年)に創業した、160年以上の歴史をもつ酒蔵です。

創業者の五郎左ェ門は、1644〜1652年頃に今の福井県にあたる若狭国から移住してきた船乗りだったと伝えられています。移住後は海産物の仲買商などを営んでいましたが、1860年からは酒造業を開始。昭和28年には法人成りし、現在の尾崎酒造株式会社となっています。

尾崎酒造の代表銘柄は、「安東水軍(あんどうすいぐん)」と「神の座(かみのざ)」です。

「安東水軍」の名は、鎌倉時代、十三湊を根城にして日本海交易に活躍した安東水軍に由来。一方の「神の座」は、俳優の森繁久彌氏が命名。「白神山地で神様が座って酒を飲んでいる所」という意味があるそうです。

参考
青森.LOVE

尾崎酒造のこだわり・特徴|伝統とモダンの結合

尾崎酒造のこだわりは、時代の変化に対応した酒造りです。

社長の尾崎大氏は、青森県で最年少の杜氏を務めています。160年以上もの歴史ある蔵の伝統を重んじて継承するのはもちろんですが、杜氏の若い感性を生かした酒造りにも注力しています。

日本酒離れが加速したといわれた時代もありましたが、現在は再評価され人気が高まっている日本酒。尾崎酒造では、日本酒初心者や若い世代でも楽しめる、飲みやすく深みも感じられる日本酒造りにこだわっている酒蔵です。

伝統・モダンを融合させることにより、「日本酒に馴染みのない人たちが日本酒に興味をもち楽しめるような酒造りをする」という酒造りを目指しています。

尾崎酒造のアクセス情報

尾崎酒造は、見学は無料(要事前予約)、試飲や購入も可能です。

【アクセスマップ】

【外観】

尾崎酒造のおすすめ銘柄は「安東水軍」

特定名称 特別純米酒
原料米 華さやか・まっしぐら
精米歩合 60%
アルコール度 15度
日本酒度 +2.9
酸度 1.9

安東水軍 特別純米酒は、尾崎酒造の代表銘柄。赤いラベルは日本海に沈む夕日をイメージされています。若い杜氏がこだわり抜いた一本を、ぜひお試しください。

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