代表銘柄「廣喜(ひろき)」「紫宙(しそら)」を醸す「株式会社 紫波酒造店(しわしゅぞうてん)」は、岩手県紫波町に蔵を構える蔵元です。
このページでは、株式会社 紫波酒造店の歴史やおすすめ銘柄などを紹介します。
紫波酒造店の歴史や廣喜の由来
株式会社 紫波酒造店は、南部杜氏発祥の里で知られている岩手県紫波町にある酒造会社です。代表は株式会社日本酒キャピタルの田中文悟社長、蔵元は5代目廣田喜平治氏、杜氏は小野裕美氏が務めています。
参考:紫波酒造店公式HP
紫波酒造店の歴史|創業は1903年
紫波酒造店は1903年(明治36年)12月に創業。創業者は、初代廣田喜平治です。
初代廣田喜平治は、当時評判の高かった造り酒屋を譲り受け、戦後以降は「廣田酒造店」として酒造りを続けてきました。
2022年(令和4年)10月、株式会社日本酒キャピタルのM&Aをきっかけに企業力をさらに高めるため、個人事業主から法人成りします。現社名である「株式会社 紫波酒造店」として新たなスタートが切られました。
代表銘柄「廣喜」の由来
創業者「廣田喜平治」の頭文字が使われている、紫波酒造店の代表銘柄「廣喜」。「廣く多くの人々に喜ばれる酒」という想いが込められています。
地元のお祭りや祝賀行事などを始め、廣喜は多くの酒席に花を添える一献として選ばれている銘柄です。
紫波酒造店のこだわりや特徴
紫波酒造店のこだわりは、地元産の米、酒造りに適した水、地域の気候を生かした酒造りです。そして、酒造りの指揮をとるのが南部杜氏発祥の地で誕生した女性初の南部杜氏という特徴もあります。
自社の田んぼで育てられた米
紫波酒造店は、地元の水や風土に合った岩手県産の米を使うことにこだわっています。
米どころ岩手県産米の特徴は、やわらかく、旨みのしっかりとした味。蔵の裏に広がる自社の田んぼでは、岩手の酒造好適米「結の香」が育てられています。
酒造りに愛される仕込み水
紫波酒造店は、酒造りに欠かせない水に恵まれた蔵です。
紫波町にある水分(みずわけ)神社は、境内から湧き出る良質な水で知られています。この湧き水は非常に美味しいと評判で、遠方からもその水を汲みに訪れる人々が絶えません。そのくせがなく、やわらかくてやさしい水は、紫波酒造店の酒造りに欠かせない水となっています。
東北の厳しい寒さを生かす
東北の気候を生かすことも紫波酒造店のこだわりです。
岩手の冬は、その厳しい寒さが人々の生活に挑戦をもたらす一方で、地元の酒蔵にとっては恩恵となる特別な季節。小さな酒蔵にとって、この寒さは自然の贈り物であり、特に日本酒の醸造に最適な環境を提供してくれるのです。人々の知恵と工夫によって素晴らしい日本酒を生み出す「恵みの寒さ」として大切にされています。
女性初の南部杜氏が挑み続ける酒造り
紫波酒造店は、女性初の南部杜氏が酒を醸す酒蔵です。
南部杜氏初の女性杜氏である小野裕美氏の目標は、米の旨みを最大限に引き出すこと。目標に向け、伝統的な酒造りの技法に加え、新しい手法を取り入れることで、革新的なお酒を生み出そうと挑んでいます。
試行錯誤を重ねる中、杜氏をはじめとする蔵の職人たちは、技術と信念を持って挑戦を続けています。こうした努力が、美味しいお酒を生み出しているです。
紫波酒造店の所在地
- 住所:岩手県紫波郡紫波町宮手字泉屋敷2-4
- 電話:019-681-7084
- 蔵見学:可(要予約)
- 直売所:有
- 公式HP:https://www.shiwa-shuzoten.com/
アクセスは、紫波ICから車で5分、紫波中央駅からタクシーで15分。
予約をすれば、蔵見学が可能です。直売所もあるので購入はもちろん、試飲もできます。
南部杜氏発祥の里にある酒蔵に、ぜひ足を運んでみてください。
紫波酒造店のおすすめ銘柄は「紫宙 純米吟醸 スノーラベル 生酒」
紫波酒造店のおすすめ銘柄は「紫宙(しそら) 純米吟醸 スノーラベル 生酒」です。
特定名称 | 純米吟醸酒 |
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原料米 | 美山錦 |
精米歩合 | 55% |
アルコール度 | 15度 |
日本酒度 | −2.5 |
酸度 | 1.7 |
紫宙は、紫波酒造店の蔵人たちが伝統と革新を融合させて生み出した新銘柄です。
紫宙(しそら)とは私たちと取り巻く宇宙、天空を表す言葉。
紫波町から1文字をとり、新ブランドとして命名しました。
その酔い心地はまるで天空を穏やかに漂うような、ゆったりとした気持ちにさせてくれます。
地酒蔵としてしっかりとした基盤を守りつつ、力と才能あふれる杜氏を筆頭に蔵人たちが一丸となり、更に進化し続ける紫宙の挑戦に、どうぞご期待ください。
出典:紫波酒造店公式HP
初の女性南部杜氏である小野裕美氏が手掛ける紫波酒造店の自信作は、日本酒の伝統と革新を融合させた逸品。小野杜氏の熟練した技術と情熱が込められた紫宙は、口に含むたびに新しい発見をもたらし、飲む人を魅了してくれるでしょう。ぜひ、この特別な一本を楽しんでみてください。
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