※当サイトはお酒関連の内容です。20歳未満の方は退出ください
※当サイトの記事には、広告やプロモーションなどが含まれています

三浦酒造株式会社:代表銘柄「豊盃」|豊盃米で日本酒を醸す唯一の蔵

三浦酒造株式会社:代表銘柄「豊盃」|豊盃米で日本酒を醸す唯一の蔵 青森

代表銘柄「豊盃(ほうはい)」を醸す三浦酒造株式会社は、東北の青森県に蔵を構える蔵元です。

このページでは、三浦酒造の歴史やこだわり・特徴、おすすめ銘柄などを紹介します。

三浦酒造の歴史|家族中心の小さな蔵

三浦酒造の歴史|家族中心の小さな蔵

三浦酒造は、青森県弘前市にある酒造会社です。創業は1930年(昭和5年)、2007年(平成19年)には法人化しています。社長は三浦剛史氏、杜氏は三浦剛史氏と文仁氏の兄弟が務める蔵です。

三浦酒造は、家族と地元の蔵人たちで切り盛りする蔵で、規模の大きなものではありません。創業当時は、酒造期に津軽・南部杜氏を招いて酒造りを行っていましたが、杜氏の高齢化が進み人材確保が困難になってしまいます。

当時の社長である三浦慧氏(現会長)は杜氏不足の解消のため、息子である剛史氏・文仁氏に杜氏を打診。1990年(平成2年)、兄弟が杜氏を務める家族で切り盛りする蔵が誕生します。

ほとんど酒造りの経験が無かった兄弟でしたが、杜氏の就任から10年以上にわたる試行錯誤の末、2002年(平成14年)の全国新酒鑑評会で入賞するなど、高い評価を受ける日本酒を世に送り出すことに成功しました。

三浦酒造のこだわり「和醸良酒」

三浦酒造のこだわり|造り手の顔が見える丁寧な小仕込み

三浦酒造のこだわりは、和醸良酒(わじょうりょうしゅ)。

和醸良酒には、酒造りに携わる人たちが一体感を持って酒造りをすれば、より良い酒が生まれるという意味です。また、おいしい酒は、人の心をつなぎ、和やかな雰囲気をつくるという意味もあります。

前述したように三浦酒造は、家族と地元の蔵人たちが切り盛りする小さな蔵です。

杜氏をはじめとした家族のような一体感がある職人たちによる和のある酒造りが、飲む人の心をつなぐ良い酒を生み出しているのではないでしょうか。

三浦酒造の特徴|豊盃米を使う唯一の蔵

三浦酒造の特徴|豊盃米を使う唯一の蔵

三浦酒造の特徴は、青森県の酒造好適米「豊盃米」を使用していることです。

三浦酒造では、蔵で使用する約80%を蔵周辺の農家が育てた酒米「豊盃米」「華吹雪」「華想い」を使用。ほかには、兵庫県産「山田錦」「山田穂」、秋田県産「亀の尾」「美郷錦」などの酒米が使われています。

さまざまな酒米を使用していますが、豊盃米を使用する蔵は全国で三浦酒造だけです。

豊盃米は、青森県で開発された酒造好適米の一種。青森県農業試験場が1976年(昭和51年)に古城錦とレイメイを交配して開発された、青森県の気候に適した酒米です。

三浦酒造では、唯一豊盃米を使用する蔵として、自家精米にこだわり豊盃米の旨味を最大限に引き出しています。

酒造りに重要な水には、岩木山の伏流水を使用。三浦酒造では、蔵にある複数の井戸から湧き出てくるそうです。

三浦酒造の代表銘柄「豊盃」の由来

三浦酒造の代表銘柄「豊盃」の由来

三浦酒造の代表銘柄は「豊盃」です。

由来は、もちろん豊盃米です。三浦酒造では「縁あって頂いた名、これからも大切にしていきたいと思っております」としています。

そして豊盃米の「豊盃」の由来は、津軽民謡「ホーハイ節」です。ホーハイ節は、かつて弘前藩の藩主であった津軽為信が家臣を鼓舞するために唄ったとされています。それにあやかり、同じ音である「豊盃」と名付けられたそうです。

三浦酒造のおすすめ銘柄

豊盃 純米吟醸 豊盃米

特定名称 純米吟醸酒
原料米 豊盃米
精米歩合 55%
アルコール度 15%

三浦酒造だけが使用する豊盃米100%の純米吟醸酒。さまざまな料理に合わせやすいので、食中酒として、ぜひ試してみてください。

楽天で詳細を見る

Amazonで詳細を見る

豊盃 純米大吟醸 こぎん刺し模様

特定名称 純米大吟醸酒
原料米 山田錦
精米歩合 39%
アルコール度 16%

楽天で詳細を見る

Amazonで詳細を見る

三浦酒造の直売所

三浦酒造は直売所が用意されています。各銘柄の購入はもちろん、有料試飲できたりオリジナルグッズが買えたりするので、ぜひ足を運んでみてください。

  • 公式HP:https://houhai.co.jp/
  • 住所:青森県弘前市石渡5丁目1−1
  • 営業時間:8:30~17:00
  • 定休日:土日祝

【アクセスマップ】

コメント