北海道旭川市の男山株式会社が醸す、「男山 特別純米酒 大辛口 国芳乃名取酒」を飲んだので、レビューを載せておきます。
飲んでみた感想レビューのほか、ラベルや化粧箱の画像、銘柄情報なども紹介するので、日本酒選びの参考にしていただければ、幸いです。
なお、男山 特別純米酒 大辛口 国芳乃名取酒を醸す、北海道旭川市の男山株式会社については、以下の記事で紹介しているので、ぜひ合わせてご覧ください。

男山 特別純米酒 大辛口 国芳乃名取酒のラベルと化粧箱
男山 特別純米酒 大辛口 国芳乃名取酒のラベルと化粧箱の画像になります。「 国芳乃名取酒」の読み方は、「くによしのなとりざけ」です。「くによしのなとりしゅ」とも読めますが、下の画像でわかるように化粧箱に小さく「くによしのなとりざけ」と記載されています。
国芳乃名取酒の名は、歌川国芳(うたがわくによし)が描いた「誠忠義臣名々鏡(せいちゅうぎしんめいめいかがみ)」の赤穂浪士達が男山の酒を飲む姿を描いた浮世絵に由来。
化粧箱の裏面。1703年(元禄15年)に起きた、赤穂浪士たちが吉良上野介の屋敷に討ち入りをするという忠臣蔵の題材となった赤穂事件。討ち入りを果たしたあと、赤穂浪士たちは祝い酒として男山を所望し、勝鬨の声をあげた。といった内容が記載されています。
男山の樽酒を口に運ぶ義士が描かれたラベルになっています。化粧箱では白黒だった浮世絵ですが、酒瓶はカラーです。存在感があるラベルではないでしょか。裏ラベルには浮世絵の解説と、おすすめの飲み方、辛さの目安などが記載されています。
男山 特別純米酒 大辛口 国芳乃名取酒は、海外では「特別純米 男山」の名で販売され、寿司や刺身との相性が良い「SAKE」として評されているそうです。次では、実際に飲んでみた感想レビューを紹介します。
男山 特別純米酒 大辛口 国芳乃名取酒のレビュー
男山 特別純米酒 大辛口 国芳乃名取酒は、日本酒度+9の大辛口。キリッと切れのあるスッキリした味わいが期待できます。
ラベルに記載のあるおすすめの飲み方は「冷酒・冷や(常温)」です。人それぞれですが、私は辛口の酒は冷やして飲むのが好きなので、今回は冷酒でいただきました。
つまみは、刺身とイカの塩辛をチョイス。薄味と濃味それぞれの相性を確かめてみます。
まず感じるのは華やかな香り、そして口に運んだときの口当たりの良さ。味の主張が強すぎないので、日本酒に慣れていない人でも飲みやすい一本だと感じます。後味はスッキリ切れがあり、私好みの辛口の一本でした。冷酒から徐々に常温になるにつれ、後味の余韻も楽しめます。
飲んでみた感じでは、濃い味の料理にも合いそうですが、繊細な味付けの薄味料理に合いそうな気がします。
薄味と濃味を試すため刺身とイカの塩辛と合わせてみましたが、相性は良好。刺身は、薄味の白身が特に合うような気がしました。イカの塩辛とも相性抜群。塩辛がもつ良い意味での生臭さと酒の香りが、共に鼻を抜けていく感じが最高です。
冷酒で薄味の刺身と合わせ、常温に近づいたところで濃味の塩辛と合わせる。というのを繰り返し楽しめました。他、サラダやチーズ、漬物も食べましたが、どれも相性は良いようです。
冷酒でも華やかな香りを十分に感じられたので、ぬる酒なら香りや旨味をより楽しめるのではないでしょうか。
男山 特別純米酒 大辛口 国芳乃名取酒を飲んでみた感想・レビューのまとめ
男山 特別純米酒 大辛口 国芳乃名取酒を飲んでみた感想・レビューをまとめると
- 華やかな香りが楽しめる
- 味の主張が強すぎず飲みやすい一本
- とくにあっさり系の刺身との相性が良かった印象
香りや味わい、料理との相性は人それぞれ感じ方は異なりますが、このレビューが日本酒を楽しむきっかけになっていただければ参考幸いです。
男山 特別純米酒 大辛口 国芳乃名取酒の銘柄情報
特定名称 | 特別純米酒 |
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原料米 | 美山錦 |
酵母 | きょうかい901号 |
精米歩合 | 55% |
アルコール度 | 15度 |
日本酒度 | +9 |
酸度 | 1.5 |
アミノ酸度 | ー |
男山 特別純米酒 大辛口 国芳乃名取酒は、日本酒度+9の大辛口の日本酒です。冷やして飲むことで、よりスッキリとした味わいが楽しめるので、ぜひ試してみてください。
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