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男山本店:代表銘柄「蒼天伝」|地元気仙沼で栽培する米へのこだわり

男山本店:代表銘柄「蒼天伝」|地元気仙沼で栽培する米へのこだわり 宮城

代表銘柄「蒼天伝(そうてんでん)」を醸す、株式会社 男山本店(おとこやまほんてん)は、宮城県気仙沼市に蔵を構える蔵元です。

このページでは、株式会社 男山本店の歴史やおすすめ銘柄などを紹介します。

株式会社男山本店について

株式会社男山本店がある気仙沼の田んぼのイメージ

株式会社男山本店は、宮城県気仙沼市入沢に本社・酒蔵、同市魚町に直売所を構える造り酒屋です。社長は菅原昭彦氏、杜氏は男山本店初の女性杜氏である窪島衣通絵氏が務めています。

男山本店の歴史

男山本店の創業は明治から大正へと改元された1912年(明治45年・大正元年)。気仙沼の地で創業したのが始まりです。

前年に発生した気仙沼大火の復興が進む1930年(昭和5年)、男山本店の直売所「男山本店店舗」が建設されます。この建物は後に昭和初期の景観を今に伝える歴史的建造物として、国登録有形文化財・気仙沼市指定有形文化財として登録され、気仙沼・内湾エリアのランドマーク的な存在として親しまれていました。

しかし、2011年(平成23年)3月11日に発生した東日本大震災により、男山本店店舗は3階部分を残して倒壊してしまいます。気仙沼の復興が進むなか、男山本店店舗は再建の目処が立たないまま数年たったころ、多くの支援の声が上がり再建を決断。2020年7月、震災前と同じ場所に男山本店店舗が同じ姿での復活を果たします。それは震災から9年4カ月目のことでした。

蒼天伝の由来

男山本店の代表銘柄は「蒼天伝」。蒼天伝は2002年(平成14年)から販売されている日本酒の銘柄です。

蒼天伝の名は、気仙沼の青い空と海に由来しています。気仙沼の自然環境で醸し出される爽やかで澄んだ味わいを表現した名前です。

男山本店のこだわり

男山本店のこだわりは、地元気仙沼で栽培される原料米での酒造りです。

宮城独自の酒米をつくりたいと考えていた社長の菅原昭彦氏は、県の農業試験場に働きけるなどして、宮城県初の酒造好適米「蔵の華」の誕生に注力した人物です。

蔵の華が酒米として登録されてからは、地元気仙沼の農家さんに栽培してもらい、男山本店が買い取って酒を造る、その酒を地元の人に飲んでもらう、という好循環が生まれました。まさに、気仙沼の地酒というに相応しい酒造りではないでしょうか。

男山本店の所在地

男山本店の本社・酒蔵と店舗の所在地などを紹介します。

本社・酒蔵


  • 住所:宮城県気仙沼市入沢3-8
  • 電話:0226-24-8088
  • 蔵見学:可(要予約)
  • 直売所:有
  • 公式HP:https://www.kesennuma.co.jp/

見学は事前予約が必要です。酒蔵と酒蔵に併設される客座敷は国登録有形文化財に登録されています。ぜひ、足を運んでみてください。

男山本店店舗


  • 住所:気仙沼市魚町2-2-12
  • 定休日:火
  • 営業時間:9:30〜17:00

1階は試飲と購入ができる店舗で、3階は入場無料のギャラリーとなっています。前述したように、国登録有形文化財に登録されている建物です。酒蔵・客座敷と併せて足を運んでみてください。

酒蔵と男山本店店舗までは徒歩3分程度

酒蔵と男山本店店舗までの距離は約240m、歩いて3分程度です。

男山本店のおすすめ銘柄は「蒼天伝 純米大吟醸」


男山本店のおすすめ銘柄は「蒼天伝 純米大吟醸」。蒼天伝 純米大吟醸は、男山本店がこだわる地元気仙沼産蔵の華を100%使用した地酒です。

特定名称 純米大吟醸
原料米 気仙沼産 宮城県酒造好適米「蔵の華」100%
精米歩合 45%
アルコール度 16%
日本酒度 −2

男山本店のこだわりである、地元気仙沼で栽培される原料米を100%使用した地酒を、ぜひ試してみてください。

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