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石越醸造:代表銘柄「澤乃泉」|水の里と呼ばれる登米市の唯一の蔵元

石越醸造:代表銘柄「澤乃泉」|水の里と呼ばれる登米市の唯一の酒蔵 宮城

代表銘柄「澤乃井(さわのいずみ)」を醸す、石越醸造(いしこしじょうぞう)株式会社は、宮城県登米市石越町に蔵を構える蔵元です。社長は8代目当主の佐藤宏氏、杜氏も8代目が兼任しています。

石越醸造は、水の里と呼ばれる登米市の唯一の蔵元です。

このページでは、石越醸造株式会社の歴史やおすすめ銘柄などを紹介します。

石越醸造の歴史|澤乃泉の由来

石越醸造の代表銘柄「澤乃泉」のイメージ

石越醸造の創業は1920年(大正9年)。地元の有志4人によって合資会社を創業したのが始まりです。創業から7年後の1927年(昭和2年)、石越町内を中心に株主を募って株式会社に改組されています。

創業当時は地元を中心に「澤乃友」という銘柄を販売されていましたが、1960年(昭和35年)に現代表銘柄である「澤乃泉」に商標を変更。澤乃泉の名は、蔵から程近い中澤という地名の「澤」と、蔵の敷地内に湧く泉の「泉」が由来。

石越醸造の醸す日本酒は、生産量の8割以上が県内に出荷されているのが特徴です。特に登米市内では独占的なシェアを誇る地酒として、多くの地元の人々に親しまれています。

良質な米と敷地内の深井戸の良質な水

澤乃泉を醸す石越醸造の敷地内にある良質な水が湧く深井戸のイメージ

登米市(とめし)は古くから米どころとして知られており、伊達藩時代には献上米として江戸の食を支えていました。登米という地名は、北上川から運河と海を使って江戸へと「米が登って行く様子」に由来していると言われています。

そんな米どころにある石越醸造では地元の契約農家と協力して酒造好適米を栽培。地元産の米を原料米として使用しています。

米どころという高環境に加え、良質な水源にも恵まれていることも石越醸造の強みではないでしょうか。米どころ登米市は「水の里」と呼ばれているほど、水資源に恵まれる地域です。

石越醸造では洗米から瓶詰めまでの全工程において、蔵敷地内の深井戸水源から湧き出る良質な地下水を使用しています。この水源は、通年安定した水量、水質、水温を保ち、日本酒を育むのに必要なミネラル分を適度に含んでいるのが特徴。酒造りに適すとされる中程度の軟水が、繊細な味わいと香りを持つ日本酒の仕上がりに寄与しています。

こうした恵まれた地元の環境を活かした酒造りが、地域に愛される地酒の個性を生み出す一因となっているのではないでしょうか。

石越醸造の所在地


  • 住所:宮城県登米市石越町北郷字中沢108-1
  • 電話:0228-34-2005
  • 蔵見学:可(要予約)
  • 直売所:有
  • 公式HP:https://sawanoizumi.jp/

石越醸造のおすすめ銘柄は「澤乃泉 純米大吟醸 つや姫」


石越醸造のおすすめ銘柄は「澤乃泉 純米大吟醸 つや姫」です。

特定名称 純米大吟醸酒
原料米 つや姫
精米歩合 45%
アルコール度 16%
日本酒度
酸度
アミノ酸度

原料米に宮城県産の食米「つや姫」を使った純米大吟醸酒です。食米を使用しているにもかかわらず、その独特の甘みと奥行きを引き出すことに見事成功し、商品化された一本。通常、酒米が使用される酒造りで、食米ならではの特性を活かしたこの酒は、他とは一線を画す味わいを提供してくれるでしょう。ふくらみのある豊かな風味とスッキリとした飲み口は、多くの人々に受け入れられ、特に女性や日本酒初心者から高い評価を得ています。新たな味わいの可能性を追求したこの一本は、日本酒の多様性と魅力を再認識させてくれるでしょう。

米どころ、水の里と呼ばれる登米市唯一の蔵が醸す地酒を、ぜひ楽しんでみてください。

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