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喜久盛酒造:代表銘柄「鬼剣舞」|岩手県北上市唯一の酒蔵の復活

喜久盛酒造:代表銘柄「鬼剣舞」|岩手県北上市唯一の酒蔵の復活 岩手

代表銘柄「鬼剣舞(おにけんばい)」「タクシードライバー」を醸す、喜久盛酒造(きくざかりしゅぞう)株式会社は、岩手県北上市に蔵を構える蔵元です。

このページでは、喜久盛酒造株式会社の歴史やおすすめ銘柄などを紹介します。

喜久盛酒造の歴史やこだわり

喜久盛酒造株式会社は、岩手県北上市更木に蔵を構える「北上市唯一の酒蔵」です。社長は藤村卓也氏、杜氏は高橋藤一氏が務めています。

創業は1894年

喜久盛酒造の創業は1894年(明治27年)。東和賀郡更木村(現在の岩手県北上市更木)で初代の藤村精一が「藤村酒造店」の名で創業したのが始まり。現社名である喜久盛酒造になったのは1951年(昭和26年)のことです。

北上市で酒造りを続けていた喜久盛酒造ですが、2011年の東日本大震災により創業時から使ってきた蔵が半壊してしまいます。隣の花巻市で廃業した酒蔵で酒造りを続けていましたが、2024年に創業の地に新たな酒蔵を建設し、約13年ぶりに北上市に復活を果たしました。

こだわりは全量純米酒・飯米での酒造り

喜久盛酒造のこだわりの一つは、醸造アルコールを添加しない純米酒を製造していることです。徐々に醸造アルコールを使った酒の製造を減らし、2014年には全量純米酒が達成されました。また、酒米をほぼ使わずに、酒造りに飯米を多用しているのも特徴といえるでしょう。

社名や銘柄の由来

社名「喜久盛(きくざかり)」の名は、3代目蔵元の藤村久喜(きゅうき)氏に由来しています。3代目は「久喜が逆立ちしてでも会社を盛り上げる」という意味を込めて、「喜久盛」と名付けたそうです。

喜久盛の代表銘柄は「鬼剣舞(おにけんばい)」「タクシードライバー」。

鬼剣舞は、岩手県北上市の伝統芸能である鬼剣舞に由来。「タクシードライバー」は、デザイナーの高橋キヨシ氏の発案。5代目と高橋氏が飲みの場で盛り上がり、新しい銘柄を考える話題になった際、タクシードライバーという名が出たそうです。ラベルは高橋氏がデザインしています。

喜久盛酒造の所在地

現在は蔵見学・直売所はありませんが、5代目は将来的に蔵見学を受け入れ、売店や立ち飲みスペースもつくりたい、と語っています。

喜久盛酒造のおすすめ銘柄は「タクシードライバー 純米生原酒」

喜久盛酒造のおすすめ銘柄は「タクシードライバー 純米生原酒」です。

特定名称 純米酒
原料米 岩手県産飯米 かけはし
精米歩合 55%
アルコール度 17度
日本酒度 +2
酸度 1.8

喜久盛酒造がこだわる飯米で造られた純米生原酒。復活した北上市唯一の蔵が醸すこだわりの純米酒を、ぜひ試してみてください。

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