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喜久水酒造:代表銘柄「喜久水」|トンネル貯蔵が特徴の能代唯一の蔵

喜久水酒造:代表銘柄「喜久水」|トンネル貯蔵が特徴の能代唯一の蔵 秋田

代表銘柄「喜久水(きくすい)」を醸す、喜久水酒造 株式会社は、秋田県能代市に蔵を構える蔵元です。社長は平澤喜三郎氏、杜氏は7代目蔵元の平澤喜一郎氏が務めています。

このページでは、喜久水酒造 株式会社の歴史、おすすめ銘柄などについて紹介します。

日本酒の銘柄選びの悩みを解決!

日本酒が好きになってくると銘柄選びも楽しみの一つになりますが、地元や近所で買える銘柄は選び尽くした…、という人も多いでしょう。また、自分好みかわからず、銘柄選びに悩んでいる日本酒初心者も多いのでは?

日本酒の銘柄選びは、日本酒に馴染みがある人も、これから楽しみたい人にとっても共通の悩みといえます。そこでおすすめなのが、希少性の高い厳選銘柄を定期的に届けてくれる「日本酒サブスク」です。

以下の記事では、日本酒サブスクを比較し、ニーズ別でおすすめのサービスを紹介しています。あなたの悩みを解決できる可能性があるので、ぜひ記事を確認してみてください。

日本酒サブスク徹底比較!失敗しない自分に合ったサブスクがわかる!
失敗しない自分に合った日本酒サブスク選びの参考として、日本酒サブスクを比較表を用いてわかりやすく比較します。またサブスク選びに失敗しないためのポイント、ニーズ別のおすすめサービスも、ひと目でわかりやすく紹介するので、参考にしてみてください。

喜久水酒造の歴史|喜久水の名の由来

喜久水酒造の創業は1875年(明治8年)。初代 平澤喜三郎が能代で創業したのが始まりです。

創業当時からの銘柄である喜久水は、「喜三郎の酒」と地元能代で親しまれていました。現在は7代目蔵元で杜氏も務める平澤喜一郎氏の名が使用された銘柄「喜一郎の酒」が人気を博しています。

喜久水酒造の代表銘柄喜久水。その名は「日本の御国と共に祝うべし、幾千代くめどつきぬ喜久水」という歌が由来しているそうです。

 

喜久水酒造の特徴|トンネル跡地を活用した貯蔵庫

喜久水酒造の特徴は、鉄道用の地下トンネル跡地を日本酒の貯蔵庫として使用していることです。

トンネル地下貯蔵庫は、1900年(明治33年)に完成した旧奥羽本線にあった旧鶴形トンネルで、1997年(平成9年)に喜久水酒造が買収。国の登録有形文化財にも指定されています。

 

破産手続きを中止して再建を目指す喜久水酒造

おおよそ150年の歴史がある能代唯一の造り酒屋である喜久水酒造は、2024年10月に事業を停止して破産手続きに入ることを発表。理由は業績不振により負債が膨らんだことなどとされています。

ただ、地元をはじめ全国各地から能代最後の造り酒屋の存続を願う声が殺到。さらに事業の引き受けを希望する複数の地元企業が名乗り出たことを受け、2024年12月に破産手続きを中止し、再建の道を探ることになったそうです。

これも、創業から地元能代に根ざし、親しまれてきたからこその救いの手といえるのではないでしょうか。

現在は在庫日本酒の販売が再開。今後の動向が注目されます。

 

喜久水酒造の所在地

2025年7月現在、蔵見学は受け付けられていません。

過去には蔵見学およびトンネル貯蔵庫の見学が可能でした。事業が再開されれば、見学も再開されるかもしれません。

 

喜久水酒造のおすすめ銘柄は「純米大吟醸 朱金泥 能代 醸蒸多知」


喜久水酒造のおすすめは、純米大吟醸 朱金泥 能代 醸蒸多知(しゅこんでい のしろ かむたち)です。

特定名称 純米大吟醸酒
原料米 山田錦
酵母
精米歩合 33%
アルコール度 17.5度
日本酒度 +5
酸度 1.4
アミノ酸度

純米大吟醸 朱金泥 能代 醸蒸多知は、その年の最高のお酒を袋吊りで搾った雫酒の原酒をトンネル貯蔵庫で3年熟成させた、香味豊かな高級酒。能代唯一の酒蔵が醸す、芸術品ともいえる年間60本の限定酒をぜひ堪能してみてください。

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