日本酒「北の錦特別純米酒雪梟」レビュー

北海道最古の蔵元、栗山町の小林酒造株式会社で醸された「北の錦特別純米酒雪梟」のレビューを載せています。

飲んでみた感想・レビューのほか、酒瓶やラベルやの画像、銘柄情報なども紹介するので、ぜひ日本酒選びの参考にしてみてください。

なお、小林酒造の歴史やおすすめ銘柄、蔵見学情報などは、以下の記事で紹介しているので、合わせて確認してみてください。

小林酒造：代表銘柄「北の錦」｜北の地で錦を飾った北海道最古の蔵元

北海道栗山町に蔵を構え、代表銘柄「北の錦」を醸す小林酒造株式会社は、北海道最古の蔵元です。このページでは、小林酒造の歴史やこだわり、特徴、おすすめ銘柄・見学情報などを紹介します。

北の錦特別純米酒雪梟の酒瓶とラベル
北の錦特別純米酒雪梟のレビュー
北の錦特別純米酒雪梟の銘柄情報

北の錦特別純米酒雪梟の酒瓶とラベル

北の錦特別純米酒雪梟。「雪梟」の読み方は、「ゆきふくろう」です。

北の錦特別純米酒雪梟の酒瓶とラベルの画像です。黒に近い緑系の酒瓶に、この銘柄の原料米「彗星」が生産された北海道当別町の冬・雪をイメージしたと思われる白いラベルとなっています。雪梟の文字にフクロウのイラストもあり、シャンパーニュ型のような酒瓶の形、色合いを含めて全体的にかわいらしいデザインではないでしょうか。

裏ラベルの写真です。裏ラベルには、北の錦特別純米酒雪梟の名の由来が載せられています。

当別町のお酒が出来上がるのは冬。辺り一面は白銀の世界に変わります。当別にある日本一大きな森「道民の森」に、夜になると幸せを呼ぶ鳥フクロウが顔を出します。満天の星を楽しむように、まるで彗星のようにフクロウが飛びまわります。いつまでもこの自然が続いてほしい。そんな願いから「雪梟」と名付けられました。

原料米彗星が生産された当別町にある「道民の森」では、冬の夜になると彗星のようにフクロウが飛びまわる。雪梟には、こうした環境がいつまでも続くように、という願いが込められているのです。

また、原料米の生産者である「当別町酒米生産研究会」の方々の写真も載せられています。

北の錦特別純米酒雪梟のレビュー

北の錦特別純米酒雪梟をグラスに注いだ横からの写真。透明に近い色です。

グラスに注いだ上からの画像です。

今回は冷酒でいただきます。つまみは焼鳥の塩です。

香りは強すぎず、心地よい程度に抑えられています。彗星らしく淡麗なすっきりとした味わいで、口当たりは良く飲みやすい印象です。日本酒初心者の方や女性でも、クセがないお酒なのでスッと飲めるのではないでしょうか。

すっきりしたお酒なので、あっさり塩味の焼鳥の旨味を引き立ててくれました。クセがないお酒なので、焼き肉や脂乗りのよい焼き魚など、脂っこい料理との相性も良い気がします。また、魚卵系などの良い意味での生臭さがある食材との相性も良いでしょう。

北の錦特別純米酒雪梟を実際に飲んでみた感想は、「すっきり淡麗でクセが少ない」「心地よい控えめな香り」が特徴の日本酒。そのため、食事と合わせる食中酒として楽しむのがおすすめです。

日本酒の味や香りの感じ方、料理との相性や温度の好みは人それぞれですが、このレビューを日本酒を楽しむ参考、または日本酒に興味を持つきっかけにしていただければ幸いです。

北の錦特別純米酒雪梟の銘柄情報

特定名称	特別純米酒
原料米	彗星（当別産100％）
酵母	ー
精米歩合	55％
アルコール度	15％
日本酒度	+3
酸度	1.5
アミノ酸度	ー