日本最北端の酒蔵、北海道増毛町の國稀酒造株式会社で醸されている、「北海道限定 純米吟醸 國稀」を飲んだので、レビューを載せておきます。
飲んでみた感想レビューのほか、ラベルや化粧箱の画像、銘柄情報なども紹介するので、ぜひ日本酒選びの参考にしてみてください。
なお、北海道限定 純米吟醸 國稀を醸す、國稀酒造株式会社については、以下の記事で紹介しているので、合わせてご覧ください。

北海道限定 純米吟醸 國稀の化粧箱とラベル
北海道限定 純米吟醸 國稀(くにまれ)の化粧箱も正面画像です。「北海道限定」の文字が刻まれ、右上には「Hokkaido High grade Foods」のロゴも見えます。このロゴは「北のハイグレード食品」に選定されたことを示すものです。
化粧箱の裏面です。原料米には北海道の酒造好適米「吟風」が100%使用され、精米歩合は50%。上部には、以下のような原料米と銘柄についての解説が載せられています。
「純米吟醸 國稀」は北海道の大いなる自然に育まれた、北海道の地酒にふさわしい清々しい味わいの吟醸酒です。
純米吟醸 國稀は、北海道の酒造好適米「吟風」を使用した、清々しい味わいの北海道の地酒である、という解説です。
化粧箱側面の画像です。両側面には、「最北の酒蔵 國稀」という文字、國稀酒造のある増毛町が示された北海道地図が載せられています。
続いて酒瓶・ラベルの画像です。照明が反射して見づらいですがご了承ください。日本酒らしい堂々とした面構えではないでしょうか。「北海道限定」のシールも貼られています。
裏ラベルの画像です。香り・味わい・甘辛・飲み方の一覧と、表示義務の項目が載せられています。一覧は、香り「穏やか」、味わい「軽快」、甘辛「やや辛口」、飲み方「冷やして・常温」となっていました。
次では、実際に飲んでみたレビューを紹介します。
北海道限定 純米吟醸 國稀のレビュー
北海道限定 純米吟醸 國稀。今回の飲み方は「冷酒」で、徐々に「常温」になる変化も楽しんでいこうと思います。
合わせるつまみは、あん肝、スモークサーモンのクリームチーズ和え、タコとキュウリのバジルソース和えです。
香りは強すぎず、ふんわりと心地よく、やわらかな印象。飲み口はすっきりしているため、薄味・濃味にかかわらず、料理に合わせやすい日本酒です。
あん肝やクリームチーズなどの濃厚な味も、合わせることで口の中がすっきりするので、ついつい酒も箸も進んでしまいます。また、バジルソースのような爽やかな香りを放つ料理でも、爽やかさの相乗効果で清々しい味わいを楽しめました。
冷酒では余韻、後味も口に残る感じはないためスッキリとします。常温に移るにつれ、徐々に余韻も楽しめるため、料理の味をより引き立たせてくれた印象を持ちました。特にあん肝やスモークサーモンのクリームチーズ和えといった濃厚な味で主張の強い料理は、冷酒と常温との違いを楽しめます。
日本酒の香りや味わい、料理との相性の感じ方は人それぞれ異なりますが、ぜひレビューを参考に「北海道限定 純米吟醸 國稀」を楽しんでいただければ幸いです。
北海道限定 純米吟醸 國稀の銘柄情報
特定名称 | 純米吟醸酒 |
---|---|
原料米 | 吟風 |
酵母 | ー |
精米歩合 | 50% |
アルコール度 | 15.5度 |
日本酒度 | ー |
酸度 | ー |
アミノ酸度 | ー |
北海道限定 純米吟醸 國稀。今回は「冷酒」で楽しみましたが、口の中いっぱいに味が広がるような料理に合う印象です。合わせた料理は、どれも味や香りの主張が強いものでしたが、酒の香りはおだやかでコクはしっかりとしているため料理を引き立ててくれます。個人的な感想ではありますが、日本酒選びの参考にしていただければ幸いです。
最北の酒蔵が醸す「北海道限定 純米吟醸 國稀」、料理との相性をぜひ楽しんでみてください。
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