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日本酒「innocent‐無垢‐40」レビュー|岩手の菊の司酒造

日本酒「innocent‐無垢-40」レビュー|岩手の菊の司酒造 日本酒レビュー

岩手県雫石町にある、岩手最古の蔵元とされる菊の司酒造株式会社で醸された「innocent‐無垢‐40」のレビューを載せておきます。

飲んでみた感想・レビューのほか、酒瓶やラベル画像、銘柄情報なども紹介するので、ぜひ日本酒を楽しむきっかけにしていただければ幸いです。

なお、菊の司酒造株式会社の歴史やおすすめ銘柄などは、以下の記事で紹介しているので、合わせて確認してみてください。

菊の司酒造:代表銘柄「七福神」|チャレンジし続ける岩手県最古の蔵
代表銘柄「七福神(しちふくじん)」を醸す「菊の司(きくのつかさ)酒造株式会社」は、岩手県雫石町に蔵を構える蔵元です。このページでは、菊の司酒造株式会社の歴史やおすすめ銘柄などを紹介します。

innocent‐無垢‐40の酒瓶とラベル

菊の司酒造の「innocent‐無垢‐40」。読み方は「イノセント‐むく‐」、「40」は精米歩合を表しています。特定名称は酒瓶に表示されていませんが、innocent‐無垢‐40は純米大吟醸酒の無濾過生原酒です。無濾過生原酒とは、濾過・火入れ・加水を施さない、搾りたての状態で瓶詰めされた日本酒。フレッシュで瑞々しい味わいが期待できる一本です。Innocentシリーズには他に、純米吟醸酒のinnocent-無垢- 50、純米酒のinnocent-無垢- 60も販売されています。

innocent‐無垢-40の酒瓶とラベル

innocent‐無垢‐40の酒瓶とラベルの画像。ワインボトルのような雰囲気が漂うデザインではないでしょうか。ラベルはシールではなく、瓶に直接印字するプリントタイプです。酒瓶は若干緑色が入っている黒色、中心には「要冷蔵」文字、これら働きかけにより無濾過生原酒の品質とおいしさが保たれています。

innocent‐無垢‐40の首掛けPOP

瓶には「感動の瞬間(とき)」というメッセージが首掛けPOPで掲げられています。innocent‐無垢‐40には、「蔵人だけが味わえる搾りたて酒を多くの人と共有したい」という想いが込められた銘柄。そのキャッチフレーズが「感動の瞬間をあなたと」というわけです。

innocent‐無垢‐40rラベル

ラベルの画像です。シンプルでエレガントなデザイン。「limited edition.」の文字が特別感を演出。「non-filtered」「non-pasteurized」「non-hydrated」の文字が見えます。これは、濾過・火入れ・加水をしていない無濾過生原酒ですよ、という意味です。

このほかにも、社名を「KIKU NO TSUKASA」と表記するなど、英表記にこだわったスマートなデザインになっています。黒い瓶に白字の印字というスタイリッシュで品を感じる顔は、女性や若い世代が手に取りたくなるデザインではないでしょうか。それもそのはず、Innocentシリーズは、菊の司酒造の山田貴和子取締役が開発からマーケティング視点でかかわりチャレンジして誕生した銘柄。20代の若き山田貴和子取締役がトレンドを意識して開発にかかわった、菊の司酒造の新銘柄です。

詳しくは関連記事「菊の司酒造:代表銘柄「七福神」|チャレンジし続ける岩手県最古の蔵」を確認ください。

innocent 裏ラベルアップ

裏ラベルの画像です。

純真無垢な酒造りへの追究。搾りたての無濾過生原酒をそのまま瓶詰めしました。日々進化する匠の技によって生み醸された、至高の瞬間。洗練されたエレガントな吟醸香をお楽しみください。

裏ラベルには菊の司酒造から飲む人へ向け、上記のメッセージが添えられています。

 

innocent‐無垢‐40のレビュー|女性や若い世代にもおすすめ

innocent‐無垢‐40、今回はもちろん冷酒で楽しみます。合わせるのは毛ガニと牡蠣のガンガン焼き、寿司、ローストビーフ、アワビの酒蒸し・刺身、チーズなどです。もちろん、普段からこんなものを食べているわけではありません。innocent‐無垢‐40を楽しんだのが年末の年に一度の家族が揃う特別な日だったため、このような料理を合わせられました。

そんな特別な日に、innocent‐無垢‐40選んだ理由は、妻から女性でも楽しめる日本酒を飲みたい、という要望があったためです。ちょうどそのタイミングで、私は「菊の司酒造」の記事を書いていました。そこでinnocent‐無垢‐40を知り、妻にすすめた、というのが経緯となります。

話が逸れましたが、感想・レビューです。

フルーティーで香りはしっかりと主張するタイプ。口に含んだとき最初に感じるのはフレッシュ感、鮮度の良い酒と感じさせてくれる口当たりです。味わいはすっきりとしていますが、後味はしっかりと日本酒らしい良い意味での余韻が口の中から喉に広がっていきます。

今回は海鮮系の料理が多かったですが、相性は抜群で、食も酒もどんどん進みます。牡蠣やカニのような素材の味を楽しむ料理では酒のうまさが際立ち、カニミソやチーズ、ローストビーフなど濃味系では料理を引き立ててくれました。

良い意味で香りがしっかりしている日本酒なので、ワイングラスで飲むのもおすすめです。

妻も娘も「今までで一番おいしい日本酒かも」と喜んでくれたので、思い出に残る特別な日になりました。innocent‐無垢‐40は、女性や若い世代、日本酒に慣れていない人にもおすすめできる、飲みやすい日本酒といえるのではないでしょうか。

 

innocent‐無垢‐40を飲んでみた感想・レビューのまとめ

innocent‐無垢‐40を飲んでみた感想・レビューをまとめると

  • 香りはフルティーでしっかり感じられる
  • すっきりしつつ余韻も楽しめる
  • 薄味・濃味、海鮮・肉系にかかわらず料理との相性は良い
  • 女性や若い世代、日本酒に慣れていない人でも飲みやすい

日本酒の香りや味わいの感じ方、料理と相性の好みなどは人それぞれ異なりますが、レビューを参考にinnocent‐無垢‐40を楽しんでいただければ幸いです。

 

innocent‐無垢‐40の銘柄情報

特定名称 純米大吟醸酒
原料米 結の香
酵母 ジョバンニの調べ・K901
精米歩合 40%
アルコール度 14度
日本酒度
酸度
アミノ酸度

フルーティーな香り、洗練されたデザイン、14度と抑えめのアルコール度数、innocent‐無垢‐40は、女性や若い世代におすすめ一本です。パートナーへのプレゼント、特別な日を彩る一杯として、選んでみてはいかがでしょうか。

innocent‐無垢‐40
リカーズハセガワ本店

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