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郷宝 生酛純米 壱火のレビュー|箱館醸蔵の道南テロワールの日本酒

郷宝 生酛純米 壱火のレビュー|箱館醸蔵の道南テロワールの日本酒 北海道の地酒

北海道函館市に隣接する七飯町(ななえちょう)の箱館醸造有限会社が醸す、「郷宝 生酛純米 壱火」を飲んだので、レビューを載せておきます。

飲んでみた感想・レビューのほか、酒瓶やラベルの画像、銘柄情報なども紹介するので、ぜひ銘柄選びに役立ててみてください。

なお、郷宝 生酛純米 壱火を醸す、箱館醸造有限会社については、以下の記事で紹介しているので、合わせてご覧ください。

箱館醸蔵有限会社:代表銘柄「郷宝」|テーマは「道南テロワール」
道南の地酒「郷宝(ごっほう)」を醸す、箱館醸蔵(はこだてじょうぞう)は、どのような酒蔵なのでしょうか。このページでは、箱館醸蔵の歴史やこだわり、特徴、おすすめの代表銘柄、見学情報などを紹介します。

郷宝 生酛純米 壱火の酒瓶とラベル

今回レビューするのは、北海道七飯町に蔵を構える箱館醸造が醸す、「郷宝 生酛純米 壱火」。箱館醸蔵の地元である七飯町の契約農家が栽培した酒造好適米「吟風」が100%使用されている生酛づくりの純米酒です。

郷宝 生酛純米 壱火の読み方は「ごっほう きもとじゅんまい ひとつび」だと思います。思います、というのは「壱火」が「いちび」と読む可能性があるためです。間違っていたら、申し訳ありません。

郷宝とは「郷の宝」。その土地で生産された食材や水、そしてそこに住む人々のすべてが、その土地にとってかけがえのない「宝」であることを指す言葉です。まさに「道南テロワール」をテーマに掲げる函館醸造らしい名ではないでしょうか。

郷宝 生酛純米 壱火の全体のオリジナル画像

酒瓶の画像になります。ワインボトルのシャンパーニュ型のような、おしゃれなボトルデザインです。上品で洗礼されたデザイン、黒に限りなく近い緑色の瓶は、しっかりと紫外線からお酒を守ってくれてる感があります。

郷宝 生酛純米 壱火のキャップのオリジナル画像

続いて、キャップ上部の画像です。箱館醸造の「箱」という文字がプリントされています。箱館は函館の旧表記で、函館には明治初期は改称されたそうです。話が逸れましたが、キャップは打栓タイプでした。

郷宝 生酛純米 壱火のラベルのオリジナル画像

ラベルの画像です。黒ラベルに白字で「生酛造り 壱火 郷宝」、そしてローマ字で「GOHHOU」。スタイリッシュで良い顔です。

郷宝 生酛純米 壱火のラベル側面のオリジナル画像

ラベル側面の画像です。杜氏を務める東谷浩樹氏の名も記載されています。

次では、実際に飲んでみた感想・レビューを紹介しましょう。

郷宝 生酛純米 壱火のレビュー

郷宝 生酛純米 壱火オリジナル画像

グラスに注いだ郷宝 生酛純米 壱火の画像です。

郷宝 生酛純米 壱火、今回は「冷酒」で楽しんでいきます。合わせるのは、「イカ刺し」と「鶏鍋」という、あっさり系と脂っこい料理。

イカ刺しを選んだ理由は、函館の名物だからです。函館醸造のテーマ「道南テロワール」。それなら、地元で食べられている食材を合わせたい、という思いで選びました。もちろん函館のイカは用意できませんので、スーパーで売っている一般的なものです…。鶏鍋は冷酒と温かい料理との相性、また脂っこい料理との相性を確認するためです。

グラスに注いだ感じ、香りは強すぎることなく爽やかです。口に含んだ感じもあっさりとして、味わいにも鼻に抜ける香りにも爽快感を覚えました。あっさりしている中にも、酸味としっかりとしたコクを感じられます。後味はすっきりでキレのあるタイプです。

料理との相性ですが、イカ刺しとは生姜でもワサビでも一味でも、どれも良く合い、箸も酒も進みます。特にワサビと酒が同時に鼻を抜ける感じが最高です。口の中をすっきりクリアにしてくれる酒なので、薬味を変えてもそれぞれをしっかりと楽しめました。

鶏鍋は鶏にたっぷりの柚子胡椒をあてていただきます。鶏の旨味と柚子胡椒、そして郷宝が一気に鼻を抜ける感がたまりません。温かい料理との相性も抜群。冷酒が徐々に常温になることで、濃い味の料理の味を引き立ててくれます

飲んでみた感想としては、箱館醸蔵「郷宝 生酛純米 壱火」まさに食中酒に最適な日本酒ではないでしょうか。前述したように今回は冷酒で飲みましたが、フルーティーな香りを楽しむタイプではないので、燗酒でもおいしく飲めると感じます。鶏鍋を食べたときは、「ぬる燗のほうが合うかも?」とも考えたくらいです。

日本酒の香りや味わいの感じ方は人それぞれで、温度帯や料理との相性も人によって好みは異なりますが、今回のレビューを参考に「郷宝 生酛純米 壱火」を楽しんでいただければ幸いです。

 

郷宝 生酛純米 壱火の銘柄情報

特定名称 純米酒
原料米 吟風
酵母
精米歩合 65%
アルコール度 16%
日本酒度
酸度
アミノ酸度

道南テロワールをテーマに掲げる函館醸造の「郷宝 生酛純米 壱火」は、料理との相性を楽しむ食中酒としておすすめの一本です。さまざまな温度帯で楽しめる日本酒なので、ぜひ自分に合った飲み方で楽しんでみてください。

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