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角星:代表銘柄「金紋両國」|廃校した小学校を全面改装した酒蔵で醸す

角星:代表銘柄「金紋両國」|廃校した小学校を全面改装した酒蔵で醸す 宮城

代表銘柄「金紋両國(きんもんりょうごく)」を醸す、株式会社 角星(かくぼし)は、宮城県気仙沼市魚町に本社(店舗)、同市上東側根に蔵を構える蔵元です。

このページでは、株式会社角星の歴史やおすすめ銘柄などを紹介します。

角星について

気仙沼市魚町にある国の登録有形文化財 角星店舗※画像出典:気仙沼観光推進機構

株式会社 角星は、宮城県気仙沼市魚町に本社・直売所、同市上東側根に酒蔵を構える日本酒を中心に製造する会社です。社長は斉藤嘉一郎氏、杜氏は鈴木肇氏が務めています。

角星の歴史

角星の創業は1906年(明治39年)

1906年以前から気仙沼の地で呉服商や食酢・麹製造販売、塩問屋などを営んでいた「斎藤屋」。1906年に14代当主の斉藤作兵衛が屋号を「角星」とし、事業を酒造業一本に絞り、岩手県折壁村で創業したのが始まりです。

角星の名は、14代目が室根神社に初めて新酒を献上した際、明けの明星が枡の中に映り込んだことが由来しています。

気仙沼に移転したのは創業から2年後の1908年(明治41年)のことです。

角星の銘柄の由来

角星が造る日本酒の銘柄は「金紋両國」「水鳥記(みずとりき)」。

金紋両國は、旧陸中の国(現岩手県一関市)で醸造し、旧陸前の国(現宮城県気仙沼市)で販売していたことに由来。「両國」を渡る酒、という意味を込めて名付けられました。

水鳥記は、「酒」という字に由来。「酒」の左側の三水辺を「水」、右側の酉を「鳥」と表し、酒の物語を「記」していきたい、という造り手の意志が込められています。

店舗は歴史的建造物

角星の店舗は、昭和初期に建てられた土蔵風の木造2階建ての建物。2003年(平成15年)、国の登録有形文化財に登録されています。

2011年(平成23年)に発生した東日本大震災によって1階部分が損壊してしまいましたが、2016年(平成28年)に再建されました。

現在は、1階が直売所、2階は復旧過程の展示スペースなどに使われています。

詳しくは、気仙沼観光推進機構で確認ください。

酒蔵は廃校となった小学校を改装して使用

2021年(令和3年)、角星は酒蔵を創業から使っていた太田製造場から白山製造場へ移転しました。

老朽化が進む太田製造場の建て直しは敷地が狭く不向き。他の土地を探すため市役所に相談したところ、廃校になった複数の小学校を紹介され、そのうちの旧白山小学校の校舎を取得し、酒蔵として全面改装して使用しています。

角星の所在地

角星の酒蔵と店舗の所在地などを紹介します。

酒蔵「白山製造場」


  • 住所:宮城県気仙沼市上東側根245
  • 蔵見学:不可
  • 直売所:無

角星店舗


角星のおすすめ銘柄は「金紋両國 亀鶴 純米大吟醸」


角星のおすすめ銘柄は「金紋両國 亀鶴(きかく) 純米大吟醸」です。

特定名称 純米大吟醸
原料米 山田錦
精米歩合 40%
アルコール度 16.5度
日本酒度 +2
酸度 1.3

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