三重県鈴鹿市の蔵元、清水清三郎商店(しみずせいざぶろうしょうてん)株式会社で醸された「作 IMPRESSION M(ざく インプレッション M)」のレビューを載せておきます。
飲んでみた感想・レビューのほか、酒瓶、ラベル、銘柄情報なども写真付きで紹介するので、銘柄選びや贈り物選びの参考にしていただければ幸いです。
作 インプレッション Mの酒瓶・ラベル(720ml)
今回飲んだ「作 インプレッション M」は、四合瓶(720ml)。
作のインプレッションシリーズは、搾りたての酒を直接瓶詰めした直汲み原酒で、作の人気シリーズです。
Mとは、恵乃智(めぐみのとも)の頭文字。純米吟醸「作 恵乃智」がベースとなっている無濾過原酒、という意味です。
酒瓶はワインのボルドー型のような形ではないでしょうか。黒一色の瓶の最下部には白字で「ZAKU IMPRESSION」の刻印。黒い瓶に白い文字、洗礼されたデザインです。
ネック部分には赤いシールが貼られています。これが、作 インプレッションのラベルです。
ラベルの飛び出した部分に「作」、そしてインプレッションシリーズの「M」の文字。黒瓶に鮮やかな赤のシールの文字は、力強いメッセージ性を感じます。
ラベルの裏面は清酒の必要記載事項の記載。そして「無濾過直汲(むろかじかぐみ)」と「極微発泡」の文字が見られます。
ラベルが無く黒一色に見える酒瓶ですが、よくよく見てみると下の画像のような細工がされています。
花の模様が微かに見え、瓶を持つと感触もしっかりあります。細かいところまでこだわった、おしゃれな酒瓶ではないでしょうか。
作 インプレッション Mのレビュー
今回、作 インプレッション Mは、冷酒で楽しみました。
栓を抜いた瞬間、爽やかでフレッシュな香りが広がります。
作 インプレッション Mをグラスに注いだ画像です。極微発泡ですが、グラスに注ぐときにシュワシュワとした感じはありません。香りはフルーティー。
口に含むと心地の良い微炭酸を感じます。どちらかといえば甘くてフルティーな味わいですが、原酒らしい力強さがあり、後味はスッキリ。女性にも好まれる一本ではないでしょうか。
今回合わせたのは、紅ズワイガニ、手羽先揚げ、牡蠣・ホタテ蒸し、きゅうりの浅漬け、チーズケーキです。
海鮮との相性は抜群で、酒も料理も止まりません。肉や野菜、甘いものとの相性も良く、どんな料理にも合わせられるという印象です。
日本酒好きの人の中には、甘い酒を好まない人もいます。ただ、このお酒は口に残る甘さではありません。甘さの中に微発泡のフレシュさと原酒の力強さ、すっきりとした切れを持ち合わせています。そのため、甘い酒を好まない人でも楽しめるのではないでしょうか。
作 インプレッション Mを飲んでみた感想・レビューまとめ
作 インプレッション Mを飲んでみた感想・レビューをまとめると
- 香りも味わいもフレッシュ、爽やか
- 原酒らしい力強さも感じられる
- 女性にも好まれる日本酒という印象
- 微炭酸が心地よい飲み口にしてくれる
- 後味はすっきり切れる
- 海鮮、肉、野菜、甘いものなど、どんな料理にも合う
人それぞれで香りや味わい、料理との相性などの好みは異なりますが、レビューを参考にしていただければ幸いです。
また、作 インプレッションスリーズは瓶のデザインにもこだわっているので、手土産やプレゼントとしても喜ばれる一本ではないでしょうか。
作 インプレッション Mの銘柄情報
特定名称 | 純米吟醸酒 |
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原料米 | みえのゆめ |
酵母 | ー |
精米歩合 | 60% |
アルコール度 | 16度 |
日本酒度 | ー |
酸度 | ー |
アミノ酸度 | ー |
製造元公式HP | https://seizaburo.jp/ |
微発泡の爽やかな純米吟醸酒「作 インプレッション M」。レビューきっかけに楽しんでいただけると幸いです。